アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
巣 【動物】
2009年06月24日
熊野
宇久井ビジターセンターの軒先に、先日まで一時的に居住していた野鳥がいます。
外から見た感じでは、枯れ葉等が確認できました。高所にあり、しかも奥まった場所にあるため、中まで確認できませんでしたが、雛の声は盛んにしていました。
この巣は、イソヒヨドリという鳥の巣です。
思い返すと、ビジター周辺にて以前イソヒヨドリをよく目撃する時期があり、草らしきものをくわえている時も確認しました。イソヒヨドリは一般に小動物を食べるため、よく幼虫やムカデ等の餌をくわえている事を見かけますが、草は初めてでした。
イソヒヨドリの雌。くわえているものは巣材のようです。
ツバメは全国各地で人家に営巣し、よく見かける機会がありますが、今回ビジターセンターに来たイソヒヨドリは、初めて近くで確認しました。
イソヒヨドリは熊野では優占種の一つで、見慣れているのですが、他地域では珍しい鳥のようです。また名前の一部に「イソ」というがついているので、従来日本では海岸付近に生息している野鳥なのですが、近年山の方にも分布域を拡大しているようで、名前と合致しなくなってきています。
ビジターセンターの職員の話によると、最近雛の声が聞こえなくなったようで、無事に巣立ったようです。
外から見た感じでは、枯れ葉等が確認できました。高所にあり、しかも奥まった場所にあるため、中まで確認できませんでしたが、雛の声は盛んにしていました。
この巣は、イソヒヨドリという鳥の巣です。
思い返すと、ビジター周辺にて以前イソヒヨドリをよく目撃する時期があり、草らしきものをくわえている時も確認しました。イソヒヨドリは一般に小動物を食べるため、よく幼虫やムカデ等の餌をくわえている事を見かけますが、草は初めてでした。
イソヒヨドリの雌。くわえているものは巣材のようです。
ツバメは全国各地で人家に営巣し、よく見かける機会がありますが、今回ビジターセンターに来たイソヒヨドリは、初めて近くで確認しました。
イソヒヨドリは熊野では優占種の一つで、見慣れているのですが、他地域では珍しい鳥のようです。また名前の一部に「イソ」というがついているので、従来日本では海岸付近に生息している野鳥なのですが、近年山の方にも分布域を拡大しているようで、名前と合致しなくなってきています。
ビジターセンターの職員の話によると、最近雛の声が聞こえなくなったようで、無事に巣立ったようです。