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アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
大台ヶ原の柵【その他】
2009年04月23日
吉野
大台ヶ原を歩いていると、何やら柵のようなものを見かけることがあります。
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写真:4月22日 西大台の防鹿柵
ご存じの方も多いと思いますが、大台ヶ原には、鹿が入るのを防ぐ柵、その名も防鹿柵(ぼうろくさく)というものが設置されています。そもそもなぜこんな柵があるかというと・・・
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写真:4月22日 幼いトウヒの木
鹿が針葉樹林などの小さな木の子供を食べたり、樹皮をはいだりするためです。ぐるりと幹の皮をはがれた木は、水を吸い上げる力がなくなってしまい、最後には枯れてしまいます。この日、西大台で幼いトウヒの木が樹皮がはがれて枯れかけていました。
森の中でのごく自然の出来事なのですが、鹿が増えすぎると、枯れる木も増えすぎてしまいます。少しでも森の衰退を防ぐために、柵が設置されています。
大台ヶ原で柵を見かけられたら、一度柵の内と外を見比べてみてはいかがでしょうか。
写真:4月22日 西大台の防鹿柵
ご存じの方も多いと思いますが、大台ヶ原には、鹿が入るのを防ぐ柵、その名も防鹿柵(ぼうろくさく)というものが設置されています。そもそもなぜこんな柵があるかというと・・・
写真:4月22日 幼いトウヒの木
鹿が針葉樹林などの小さな木の子供を食べたり、樹皮をはいだりするためです。ぐるりと幹の皮をはがれた木は、水を吸い上げる力がなくなってしまい、最後には枯れてしまいます。この日、西大台で幼いトウヒの木が樹皮がはがれて枯れかけていました。
森の中でのごく自然の出来事なのですが、鹿が増えすぎると、枯れる木も増えすぎてしまいます。少しでも森の衰退を防ぐために、柵が設置されています。
大台ヶ原で柵を見かけられたら、一度柵の内と外を見比べてみてはいかがでしょうか。