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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

五色湯 【利用・施設】

2009年04月16日
吉野
皆さん、こんにちは。
吉野(大峯地区)アクティブ・レンジャーの朝倉 和紀です。

先日、筏場大台ヶ原線歩道の巡視に行ってきました。
筏場大台ヶ原線歩道は、吉野から大台ヶ原に向かう途中の大迫貯水池から左に曲がって30分くらいの場所にある、川に沿って森林の中を歩くことができるコースです。
巡視では、歩道脇にある環境省が設置した案内板などが見にくくないか、迷う危険はないか、また、皆さんが安全に利用できるかなどを点検します。
今回の巡視では、ルートを示す誘導標識の汚れやぐらつきなどの点検、岩場にかかっている橋のぐらつきなどの点検を行いました。

筏場大台ヶ原線歩道の見所の一つとして、五色湯跡があります。五色湯跡と言っても、現在も生暖かいお湯が湧いています。
五色湯とは、湯ノ花が様々な色になり、5色になることからそう呼ばれています。
しかし、五色湯といえども、常に5色ではないようです。
今回の巡視でも、3色(4色?)を確認し、5色見ることはできませんでした。


写真:筏場大台ヶ原線歩道の五色湯跡

※注意※
筏場大台ヶ原線歩道は本来、大台ヶ原の山上まで登れるルートなのですが、源泉の先に行った箇所にある釜ノ公谷の吊り橋が崩れ、通行止めとなっています。今回は、釜ノ公谷の吊り橋手前の通行止め地点まで巡視を行いました。通行止めの看板があるので、それより奥への立ち入りはご遠慮ください。