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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

捕鯨の岬 【利用・施設】

2008年11月28日
熊野
 皆さん、こんにちは。紅葉の季節が終わってしまった地域も多いかと思いますが、ここ熊野では、ウバメガシ、スダジイ、クスノキといった常緑樹の緑の中に、ハゼノキ、ドウダンツツジなどの鮮やかな赤が映え、綺麗な色彩を目にする事ができるようになりました。

 国立公園には数多くの息を飲むような美しい風景地が指定されていますが、最近、国立公園区域の確認のための調査に励んでいる中で、その様な美しい風景地に出会う機会がありました。現在調査中の太地町にある燈明崎や梶取崎がその一つです。
 

燈明崎に続く遊歩道。先日はクロガネモチが赤い実をつけ、緑の木々の中で目立っていましたが、ヤブツバキも多く、開花の時期になると深紅の花が映えます。


梶取崎からの太平洋。非常に雄大で圧倒されるような太平洋が視界全体に広がり、パノラマでお伝えできないことが残念です。

 太地町は捕鯨発祥の地とされており、これらの岬で鯨の見張りをして、海上の漁船に対して様々な指示を出すために狼煙を使用していたようです。燈明崎と梶取崎は遊歩道を通って15分程度で移動でき、その遊歩道脇や燈明崎への遊歩道には、様々な鯨についての紹介板があります。また燈明崎と梶取崎は、和歌山県の朝日夕日100選にも選ばれているので、大海原に映る朝日や夕日を見に訪れてみてはいかがでしょうか。