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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

ビーチコーミング【イベント】

2008年10月08日
竹野
9月28日、以前ご紹介した、「コウノトリの野生復帰のように、子どもたちも一緒に野生に戻ろう」というコンセプトの子ども野生復帰大作戦に参加してきました。

テーマは海辺の芸術家という事で、その素材を集めるため、子どもたちと大浦海岸をビーチコーミングしました。
(ビーチコーミング:海岸を歩き、漂着物等を拾い集めること)

台風の影響で、砂浜には、たくさんの漂着物が打ち上げられていました。バフンウニの殻や、コウイカの甲など、自然由来の漂着物以外にも、シーグラス(ガラス片が海で漂着している間に削られ、丸くなったもの)を見つけたり、ハングルの書かれたペットボトルなど、人工物で外国から旅をしてきたようなものも、多く打ち上げられていました。

大浦海岸と背中合わせになっている切浜海岸まで歩きました。
切浜海岸では、子どもたちに浜辺に打ち上げられたレジンペレットの調査を行ってもらいました。
レジンペレットは、5ミリほどのプラスチックの基となる粒です。小さいため、鳥が誤って食べてしまったり、なかなか分解されずに、長い年月そのままなので、近年、自然環境に与える影響が問題になっているそうです。

砂浜を四角で区切り、レジンペレットがその中にどれだけあるのか、班ごとに調査しました。


今まで、気にした事がありませんでしたが、いざ調査をはじめてみると、小さく区切られた中で、次々とレジンペレットが見つかり、みんな驚いていました。
写真の枠の中だけでも、100粒近く見つかりました。

砂浜では、あまり目立たないですが、これも、漂着ゴミのうちのひとつです。

子どもたちは、貝殻などの美しい漂着物がある一方で、こういった問題のある漂着物もあることを学んだようでした。

ビーチコーミングで拾ったバフンウニの殻やシーグラスなどは、その後、クラフト作品に使いました。