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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

登山安全講習会【イベント】

2007年06月13日
吉野
みなさん、こんにちは。
事務所への通勤路にアジサイが咲き始めており、初夏の訪れを感じる吉野です。
そろそろ近畿地方も梅雨入りするそうですね。

さて、先週の土曜日に大台ヶ原地区パークボランティアの方々を対象として、登山安全講習会が開かれたので報告します。普段、大台ヶ原でガイドや巡視などをしているパークボランティアさん。一般の利用者の方々に安全に登山をして頂くよう指導するため、安全面での知識や技術を習得してもらうのが、この講習会の目的です。
その内容は、登山をおこなう上での装備の知識(例えば、登山靴の履き方、メンテナンス)、普段携行しておきたい救急用品、ケガ人の応急処置などなどでした。


登山靴の正しい履き方のレクチャー(撮影:07.06.09)
登りは9割締め、下りは10割締めが良いそうです。


テーピングによるねんざ・脱臼患部の固定(撮影:07.06.09)
靴底がはがれた時、靴擦れした際など、様々な場面でテーピングがあると便利。


応急処置実習後、満身創痍の木谷AR(撮影:07.06.09)

講習会に参加されたパークボランティアのみなさん、そしてARも講師の説明に興味深く聞き入っていました(講習の休み時間も、装備や救急用品について熱心に講師に聞いている方が沢山いらっしゃいました)。山に入る際は「もしも」の時を考えて、装備・救急用品など調えておく必要があると改めて感じた1日でした。