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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

5月、大峯季節便り【気候】

2007年05月22日
吉野
皆さんこんにちは! 日中はかなり暑くなってきているのでお昼のお弁当が傷まないかを心配している吉野(大峯地区)アクティブ・レンジャーの木谷です。



写  真:5月中旬の吉野山
撮影場所:吉野山の七曲坂
撮影日時:平成19年5月15日


<気候>
5月上旬、日中の気温は穏やか!谷間では雪がかすかに残る程度で爽やかに登山やハイキングが楽しめる日が比較的多かった。一方で希に来る寒波の影響で霧氷が見られた日もありまだまだ気の抜けない気象状況もあった。
5月中旬、歩いていると汗がじんわり出てくるぐらい気温が上がってきていた、日差しも日に日に強くなっており帽子が必須アイテムになりつつある。残雪はすっかり解けてなくなり春の花々がひっそり咲いている。

<5月の平均気温>
16.5℃  気象庁HP参照(平成17年:上北山村)

<日の出・日の入>
日の出:4時49分 日の入:18時57分
 ※山間地では山に囲まれているため上記の時刻より日が早く沈むので注意して下さい。

<服装>
穏やかな日の歩行時は長袖or半袖、長ズボンで十分だが山頂付近や尾根筋部分の風が当たるところではジャケットが必要、日差しが強くなってきているので帽子は是非とも欲しいところ。

<植物>
新緑がとにかく美しい!山間地では緑が濃くなってきており山頂付近(標高1600mぐらい)ではようやく芽吹き始めている。



写  真:大普賢岳の様子
撮影場所:大台ヶ原ドライブウェイ(上北山村)
撮影日時:平成19年5月14日


<注意>
 皆さんもご存じの通り山の天気はたいへん変わりやすいです。半袖でも十分なくらい暑い日もあれば、フリースにレインコートを重ね着してもまだ寒い日もあり体温調整には一苦労。山に行かれる方は十分注意してくださいね。