近畿地方のアイコン

近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

橋杭岩巡視 【利用・施設】

2007年05月01日
熊野
皆さん、こんにちは。今日は朝から雨の空模様です。

吉野熊野国立公園内の橋杭岩の巡視に行ってきたので、その紹介をしたいと思います。
橋杭岩は紀伊半島から大島に向かって、大小40程の岩が850mにわたってそそり立っており、その様が橋の杭のように見えることからこのように呼ばれています。国の天然記念物にも指定されており、これほど特異で大規模なものは、他ではなかなかみられないのではないでしょうか。
橋杭岩一帯は帯状にのびている火成岩層と泥岩層から形成されており、硬質な火成岩層だけが黒潮の浸食にさらされつつも残存し、現在の形となったようです。

海岸からみた橋杭岩(1)(07.05.01撮影)

海岸からみた橋杭岩(2)(07.05.01撮影)

泥岩層だけが浸食された岩(07.05.01撮影)

大自然の凄みを痛感できる場所の一つだと思いますので、是非一度見学してみてはいかがでしょうか。

?アクセス?
串本駅から熊野交通バス、那智勝浦駅経由新宮行きに乗り約5分です。