近畿地方のアイコン

近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

生き物調査体験とシンポジウムがありました【イベント】

2007年03月07日
竹野
こんにちは 今日の竹野は雪が降っています。
最近暖かい日が続いていたので、もう雪も降らなさそうだし官用車のタイヤを履き替えようかと思っていましたが、まだ履き替えない方がよさそうです。

さて、3月4日(日)に豊岡市城崎町円山川下流域にて生き物調査体験「鳥の調査隊!?親子で鳥レンジャーになろう!?」とシンポジウム「発見!発信!円山川下流域?つながる・ひろがる・豊かな水辺?」が開催されました。このイベントは環境省近畿地方環境事務所と豊岡市の共催で行われ、生き物調査体験に約80名、シンポジウムに100名以上と、たくさんの参加がありました。

生き物調査体験では楽々浦(ささうら)湾や戸島湿地周辺を散策しながら野鳥を観察しました。

写真:生き物調査体験 その?

写真:生き物調査体験の様子 その?

戸島湿地ではカモの仲間がたくさん飛んでいたり、ヨシの茂みの中にオオジュリンが隠れていたり、歩いている途中で空を見上げるとミサゴがすい?っと飛んでいくのが見えたりしました。1地時間半程で28種類の野鳥を観察することができました。鳴き声だけで、姿の見えない鳥も結構いました。鳴き声だけでどんな鳥かが分かるようになったら、野鳥観察ももっと楽しくなるんだろうな?と思い、勉強しようと思いました。

午後のシンポジウムは東京大学大学院の鷲谷いづみ教授の基調講演、地元の方々の発表の後パネルディスカッションが行われました。
基調講演「川と暮らし」では氾濫原を再生する取り組みやその自然資源利用の例などについて、地元の方々の発表では、地元に対する思いをそれぞれの視点から発表されました。パネルディスカッションでは、円山川や環境政策等に関する貴重な意見が飛び交いました。

写真:シンポジウムの様子

生き物調査体験にシンポジウムと、内容盛りだくさんの一日となりました!