アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]
迎春準備 【植物】
2006年12月26日
熊野
みなさんこんにちは。熊野ARの鈴木です。
今日の熊野は雨模様。しとしとと降り続いています。
さてさて今日は、この時期大活躍な植物の紹介です。
写真:センリョウ(千両)(2006.12撮影)
【学名】Chloranthus Glaber
【科】センリョウ科
写真:マンリョウ(万両)(2006.12撮影)
【学名】Ardisia Crenata
【科】ヤブコウジ科
よくお正月飾りに使っていますよね。昔から赤い実の植物は、縁起のよい植物とされていたそうです。よく似ている植物ですが、科が違うんです。実の付き方で区別されていて、センリョウ科のセンリョウは葉の上にまとまって付いていて、マンリョウなどのヤブコウジ科は葉の下に恥ずかしそうに、見え隠れするように実が付いています。実が付いていない時も葉の鋸歯(きょし)が違うので、区別しやすい植物です(センリョウの鋸歯はあらいです)。
この他にも最近の宇久井半島には、熊野地方でお正月飾りに使われているアオノクマタケランや、十両と呼ばれているヤブコウジも赤い実を付けています。植物に急かされるように、地元の方も迎春準備を始めています。
熊野よりみなさまへ 良いお年を!
今日の熊野は雨模様。しとしとと降り続いています。
さてさて今日は、この時期大活躍な植物の紹介です。
写真:センリョウ(千両)(2006.12撮影)
【学名】Chloranthus Glaber
【科】センリョウ科
写真:マンリョウ(万両)(2006.12撮影)
【学名】Ardisia Crenata
【科】ヤブコウジ科
よくお正月飾りに使っていますよね。昔から赤い実の植物は、縁起のよい植物とされていたそうです。よく似ている植物ですが、科が違うんです。実の付き方で区別されていて、センリョウ科のセンリョウは葉の上にまとまって付いていて、マンリョウなどのヤブコウジ科は葉の下に恥ずかしそうに、見え隠れするように実が付いています。実が付いていない時も葉の鋸歯(きょし)が違うので、区別しやすい植物です(センリョウの鋸歯はあらいです)。
この他にも最近の宇久井半島には、熊野地方でお正月飾りに使われているアオノクマタケランや、十両と呼ばれているヤブコウジも赤い実を付けています。植物に急かされるように、地元の方も迎春準備を始めています。
熊野よりみなさまへ 良いお年を!