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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

子ども野生復帰大作戦?海辺のふしぎ探検?【イベント】

2006年11月27日
竹野
こんにちは 竹野AR川越です。

11/18(土)に子ども野生復帰大作戦?海辺のふしぎ探検?が、竹野スノーケルセンター・ビジターセンター(以下、竹野SCVC)周辺で行われました!

当日の天気は曇り。今にも降り出しそうな天気でしたが、何とか持ちこたえ予定通り行われました。

写真:開会式の様子
参加者は10班に分かれ、午前中にそれぞれ竹野SCVC周辺の大浦、切浜(きりはま)、小浦、庵蛇(あんじゃ)の4つの浜に分かれて漂着物を探しに出かけました。

写真:漂着物を探しています(in大浦)

写真:なぜか袋詰めにされ、そのまま放置されているエチゼンクラゲを発見。浜には思いもよらないものが落ちています(in大浦)
私は大浦で漂着物を拾いました!浜にはエチゼンクラゲや流木、旗、靴、発泡スチロールなど、さまざまな漂着物がありました。
子供達は漂着物に限らず、シーグラスや貝殻、エチゼンクラゲの破片など、興味を持った物をどんどん拾っていました。
集めた漂着物をいったん竹野SCVCに持ち帰り、昼食をとった後は「アート」「食べられそうなもの」「楽しいもの」「困ったもの」「危険なもの」という5つのブースに漂着物を仕分ける作業を行いました。

写真:仕分けています。

写真:拾ってきた大きな発泡スチロールを太鼓代わりに…。

「食べられそうなもの」ブースではエチゼンクラゲや海藻が多かったです。椰子の実を拾ってきた班もありました(これはたしか「アート」ブースにあったような)。仕分けを行った後は各ブースを見て回りました。

今回拾ってきた漂着物が一番多く集まったのが「困ったもの」ブースではないかと思います。

写真:「困ったもの」ブースに集まった漂着物。
ペットボトルやロープにハンガーなど、たくさんあります。これは単にどのブースに分けたらよいか分からなかったのか、海にとって良くない物だと分かってなのかは定かではないですが「困ったもの」が、これだけ集まりました。また「危険なもの」ブースにはスプレー缶が多く集まりました。子供達はこれらのブースを見て、何を思ったのでしょう。
漂着物はどこから来たのか?どんなものがあるのか?今回の野生復帰大作戦に参加した子供達が漂着物について考えるきっかけになればと思いました。

注意:エチゼンクラゲに触るときは、笠の部分は問題ありませんが、触手には触れないようにしましょう。