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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

子ども野生復帰大作戦?原始人キャンプ?【イベント】

2006年08月25日
竹野
こんにちは 竹野AR川越です。

8月もあと一週間ほどで終わりですね。夏休みの思い出は作れましたでしょうか。
8月24-25日に豊岡市竹野にある「たけのこ村」にて子ども野生復帰大作戦・自然体験学校?原始人キャンプ?(以下、原始人キャンプ)が行われました!(子ども野生復帰大作戦につきましては5月から度々竹野ARの日記で紹介していますので、ぜひご覧下さい。)

この原始人キャンプ(一泊二日)は、火は自分達でおこす、食事はもちろん自分達で作る、お皿や箸やコップも作る、食材だって必要とあれば川や山で自分達で取ってきなさい!というその名の通りのキャンプです。私もスタッフの一人として参加してきましたので、キャンプの様子を一日目と二日目に分けて、お伝えしたいと思います。

一日目は朝から気持ちよく晴れ、心地のよい風も吹いていてキャンプ日和となりました。

写真:原始人キャンプ会場 たけのこ村

10時の開会式のあと、班ごとに分かれて班長や係など、各役割を決めました。

決めたら早速テント設営。子供達は大きなテントに悪戦苦闘しながらも、ちゃんと自分達で張ることができました。ちなみに私は子供達に設営の仕方を教えてもらいながら手伝いました…。

写真:テント設営風景その1

写真:テント設営風景その2 

 お弁当(昼食)を食べた後は夕食時に使う箸・皿・器作りです。材料は竹のみ。

写真:最初に説明を受けてから作り始めます。ナタやノコギリは大変危険です。使う時は必ず友達から離れ、軍手をはめて使いましょう。

写真:作業風景

写真:完成作品
 工夫して柄杓やナイフを作ったりしている子もいました。
小さな切り傷もなんのその。怪我した?と報告する子に、班の子が持参していた絆創膏をあげていました。えらい!

 食器が完成した後は夕食作りです。メニューははんごうめしとおみそ汁という、とてもシンプルなメニューです。時間の都合で火おこしはマッチでした(残念!)。それでも枯れ葉や枯れ枝をくべて、炎になるまでみんな頑張っていました。

写真:火おこし風景

食事風景は、私の食い意地がはっていたためうっかり撮り忘れました。ごめんなさい。ご飯は上手に炊けていましたよ?。中にはコゲコゲのご飯だった班もあったとかないとか…。
夕食後はキャンプファイヤーです。夜になるときれいな星空が出現。班の子に、あれが夏の大三角だよ?と教えてもらいつつ、移動開始。到着したら班ごとに座りました。そして大きな火をバックに班ごとに出し物を披露しました。竹の食器を楽器がわりに演奏したり、歌を歌ったりして一時間を過ごしました。

写真:キャンプファイヤー風景
少しピンぼけしてます。
帰りはライトなしで、肝試しのような感じでテントの方へ戻りました。
すべてのプログラムが終了したのは午後九時半頃。就寝は十時過ぎくらいでした。
やっと一日目終了です。かなり疲れました。でも朝からずっと休みなしで様々な体験をしてきた子供達は、もしかしたらスタッフ以上に疲れていたりして、などと思いつつテントを後にしました。翌朝の起床は六時です。ちゃんと起きることができるでしょうか(自分の心配含む)。次回に続きます!