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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

子ども野生復帰大作戦?大人向けカリキュラム開校式編?【イベント】

2006年05月11日
竹野
5/7に子ども野生復帰大作戦大人向けカリキュラムの開校式が竹野スノーケルセンター・ビジターセンター(以下、竹野スノーケルセンター)で行われました。

写真:開校式直前のスノーケルセンター内の受付場所

開校式のことを紹介する前に。。。

子ども野生復帰大作戦とは??

昨年9月に豊岡市でコウノトリの自然放鳥が行われました。(たまーに豊岡の方でコウノトリが飛んでいるのを見かけます。大きくてきれいです)これに倣って、豊岡市の子ども達も野生復帰させちゃおう!という、名前の通りの事業です。家庭で経験できない野外活動などの自然体験や集団体験の場や機会を、積極的に提供しようと始まりました。豊岡市から竹野スノーケルセンターがこの事業を委託され、実施します。

この事業には大人向けカリキュラムと子供向けカリキュラムがあり、子供向けカリキュラムの方は、定員60名をはるかに超えた207人が参加することとなりました。

さて、話は大人向けカリキュラムの開校式に戻ります。
朝10時に開校式が始まり、豊岡市市長である中貝氏(以下、豊岡市長)の挨拶、続いて竹野スノーケルセンターのセンター長である本庄氏(以下、センター長)の挨拶がありました。豊岡市長は子ども達を野生に帰したいという思いを、去年竹野スノーケルセンターでスノーケルをされた時の事とまじえて話されていました。センター長のお話は、いまや希少種の川ガキ・水ガキ・海ガキ(川や海など自然の中で元気に遊ぶ子供達を、親しみを込めてこう呼ばれています。)を呼び戻そう!というお話。どちらも熱い思いの込められたお話でした。

写真:開校式 
豊岡市中貝市長あいさつ

その後、カリキュラムの説明があり、休憩をはさんで自己紹介に移りました。


写真:自己紹介風景

自己紹介はアイスブレイク(堅い雰囲気をこわし、話しやすい雰囲気を作る)を兼ね、建物の外に出て、デッキで行われました。(写真)トラロープで豊岡市を形づくり、自分の住んでいるところに座ります。そしてそれぞれ自己紹介。
聞くのはとても楽しいのですが、自分の自己紹介は緊張しますね。。。

その後レクチャールームへ移動し、センター長や自然解説員の方の講義を聴きました。

写真:講義風景

そして次回連絡をして、解散となりました。
この子ども野生復帰大作戦を通じて、自分も野生復帰しよう(?)と思った川越でした。
5/13・14には子どもカリキュラムの開校式です!この様子もまた後日書いていきたいと思います。