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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

救急救命法講習会に参加しました【イベント】

2006年05月31日
竹野
こんにちは、竹野ARです。
神戸の方にもアサギマダラが飛んできてるんですね。長旅お疲れ様ですと言ってあげたいですね♪

ここ2、3日竹野はすっきりと晴れています。
海に入るにはまだまだ寒い時期ですが、先日竹野スノーケルセンター・ビジターセンター(以下、竹野SCVC)にてスノーケルの講習を受けてきました!ウェットスーツを着て海に入ったのですが、気温22度、水温17.6度だったのでやはり寒かったです。しかし海中の透明度は高く、アメフラシやヒトデなどいろんな生き物を見ることができました。

さて、5月27日に竹野SCVCで救急救命法の講習会が行われました。竹野消防署の救急救命士の方が講師として来られ、竹野SCVCスタッフ・竹野国民休暇村の職員の方々・パークボランティアの方々と心肺蘇生法の講習を受けました。講習内容は人工呼吸法・心臓マッサージとAED使用法でした。

講習会の様子を簡単にですが報告したいと思います。

まず、映像や講師の方の説明で心肺蘇生法の一連の流れを学び、その後二組に分かれて一人ずつ練習しました。

写真:心臓マッサージを行っています
道路など危険な場所で救命対象者を発見したら?救急隊の人が到着したら、何を伝えればよいのか?など実際の状況に即した説明があり、とても勉強になりました。

次はAED使用法。
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓の突然の停止に陥った場合に電気ショックを与え、心臓の働きを回復させる器械のことです。空港や駅など人が多く集まる施設に設置されてきています。竹野SCVCにも設置されています。
使用法は、特別難しい操作はなく、まず電源を入れ、後は器械の指示に従います。

写真:AED
器械が中に入っています。持ってみると意外に軽かったです。大きさもそれほど大きくありませんでした。

写真:AEDを使用中
こちらは二人一組となって練習しました。一人が心臓マッサージ・人工呼吸を継続し、一人はAEDを使用します。

講習会の最後に半田首席自然保護官が言われた「今回講習を受けた心肺蘇生法を使うことがないように(事故のないように)しなければならないとともに、方法を忘れないようにしましょう」という言葉にとても共感しました。
これから山や海などいろいろな場所に出かける機会が多くなると思われますが、事故のないようくれぐれも気をつけて、レジャーを楽しみたいですね。