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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

光るキノコ、今年も生えてきました。 【植物】

2006年05月26日
熊野
みなさんこんにちは。熊野AR鈴木です。
先日、宇久井半島で発光性のキノコ「シイノトモシビタケ」を発見しました!連日続いた雨のおかげか、去年見たときよりも柄がしっかりと伸びていました。そのおかげで昼間に見に行き、光っていない(本当は昼夜を問わず光っているらしいのですが…)にも関わらず、すぐに見つけることが出来ました。あ、でも最初に発見したのはまだ一度も見たことがなかった熊野の自然保護官なんですけどね。

シイノトモシビタケ(キシメジ科 クヌギタケ属)は、宇久井半島では6月?7月上旬にかけて多く見られ、雨の次の日などによく観察できます(去年は晴れの日続いていた時に見に行ったことがあったのですが、1つも見つけられませんでした。)。シイの倒木(特に腐敗している部分)に生えていて、私が見たことのあるシイノトモシビタケの大きさは約1.5?4cmくらいでした。説明が難しいのですが、光は黄緑色っぽい感じです。

私のカメラでは発光しているシイノトモシビタケを撮ることが難しく、今回は昼間のシイノトモシビタケの写真しか載せることが出来ません!なので興味を持った方は、是非熊野にお越しくださーい。


写真:宇久井半島のシイノトモシビタケ(2006.5.23撮影)