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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

救命手当の講習会 【イベント】

2006年04月13日
吉野
皆さんこんにちは
吉野(大峯地区)アクティブ・レンジャーの木谷です。

気候は段々穏やかになり野山に出かける人は多いのではないでしょうか?
雪解けに伴って吉野熊野国立公園に訪れる人は日に日に増えています。

さて本日は、ようやく暖かくなってきた大峯で春一番に行った行事(普通救急救命講習会)の報告です。

会場は大峯の麓にある洞川エコミュージアムセンター*(注1)という博物展示施設です。
対象者はそこで活動されているボランティアさんや大峯で語り部をされている方たちです。

参加者は24名。講師には中吉野広域消防組合天川出張所職員の方々に来て頂きました。
積極的な参加者の姿勢に消防職員の熱い指導が加わり充実した講習会を終えることが出来ました。

【参考までに】
気温差が激しいこの季節は心臓発作が起きやすい季節でもあります。もし心臓発作が野外で起こってしまったら・・・   心停止が始まってから3分経てば死亡率は50%!!!しかし野外では救急隊員が来るまでとても時間が掛かってしまいます。

ちなみに洞川エコミュージアムセンターは救急隊員がやってくるまでに約10分かかります、仮に心停止になってから何もしないときの死亡率は100%!!
いかに救命手当が大事なのかが分かると思います。


*(注1)洞川エコミュージアムセンター
大峯山の西側の麓にある博物展示施設、大峯や洞川の自然を紹介すると共に年間を通じ様々な自然とふれ合う行事を行っている。


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関係者方々へのお礼
天川村役場豕瀬様・エコミュージアムセンター太田様・中吉野広域消防組合中尾様
皆様のおかげで無事講習会を終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
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写  真:講習会風景
コメント:参加者3?4人あたり消防士1人がつくという中身の濃い講習でした。


写  真:屋外にて総合シュミレーション
コメント:遊歩道にて人が倒れたと仮定、たまたま通りかかった参加者が発見し救急隊員に引き継ぐまでを体験


写  真:洞川エコミュージアムセンター
コメント:野外活動が活発になる季節・・・ どうか救急車を呼ぶような事故が起きませんように…