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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

「調査」ってこんなことしてます。  【利用・施設】 

2006年04月11日
熊野
こんにちは、熊野AR鈴木です。熊野では昨日から降り続いている雨で、すっかりサクラは散ってしまいました。いまは勢いよく伸びているサクラの葉っぱが、雨を喜んでいます。

 さてさて、今日は吉野熊野国立公園の園地で行っている調査を紹介します。

 園地とは国立公園の保護や利用の計画に基づいて整備された公園で、熊野地区には27箇所の園地があります(各園地の紹介は、今後行っていきますね。お楽しみあれ!)。これらの園地には、展望が良かったり、いいお散歩コースになる歩道があったりします。仕事で園地に行ったときも、柔らかい芝生を見ると寝ころんでお昼寝したくなってしまうんですが、そこは我慢!楽しそうに園地で遊んでいる人を横目に、お仕事してます。

 どんなお仕事?かというと、園地にある展望台や案内板、園路、トイレ等施設の損傷状況等を調べて補修したり、修繕時に必要なデータ等を調べています。またこの調査と併せて、国立公園の展望調査も行っていて四季ごとに変化する国立公園の変化を調査しています。

 以前、調査中に「テレビに出てた人!?」と言われたことがあります。テレビにも出たことは無かったので最初は何のことだかさっぱりわからなかったのですが、某テレビ局の番組で熊野を舞台に自然保護官の仕事が紹介されたことがあり、そのことを思い出されたみたいです。どういう形であれ、自然保護官やARの仕事を知ってもらえたらうれしいですね。



燈明崎(とうめいさき)園地古式捕鯨燈明崎山見跡の標識

タカノ巣園地から見える海金剛(うみこんごう:写真正面の岩の名前です)