このページは一部にJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効に設定してご利用ください。
ホーム
|
大台ヶ原とは
|
自然環境
|大台ヶ原の気候
大台ヶ原は、屋久島と並ぶ日本でも最も雨の多い地帯です。屋久島が梅雨、台風シーズン、冬季(雪)を中心に多く降るのに対し、大台ヶ原は圧倒的に台風シーズンの雨が多くなっています。
大台ヶ原はなぜ雨が多いの?
大台ヶ原は紀伊半島の南東に位置しており、熊野灘までわずか20km足らずの距離で、標高差1,500mの斜面を形成しています。
台風の時期には、太平洋の湿気をたくさん含んだ風が熊野灘からこの斜面を吹き上げられ、急速に冷やされて雲ができ、大雨を降らせるのです。
台風の風は反時計回りに吹き込みます。台風の目を中心として、東側から北側にかけての広い範囲でこの影響が強く、風と雨が大変強くなります。
台風の中心が本州の遥か南にある時点でも、このような原因で大台ヶ原には大雨が降り始め、本州を通り過ぎ、風の方向が変わるまでの長い間大雨は降り続けます。このような現象がシーズンには何度かあり、大台ヶ原は、日本で一、二を争う大雨の地域になるのです。
▲ページ先頭に戻る
Copyright (C)2010 YOSHINOKUMANO National Park of Japan .All Rights Reserved.