大台ヶ原ニホンジカ保護管理計画

大台ヶ原ニホンジカ保護管理計画

「大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)」の策定について

 近畿地方環境事務所では、大台ヶ原におけるニホンジカによる自然植生への被害を軽減し、森林生態系の衰退を防ぐことにより、大台ヶ原の自然再生に資することを目的に、平成14年度から「大台ヶ原ニホンジカ保護管理計画」を策定し、ニホンジカの保護管理を実施してきました。

 平成13年度には35.8頭/㎢と推定されたニホンジカの生息密度は、平成14~18年度の第1期保護管理計画、平成19~23年度の第2期保護管理計画を経て、平成24~28年度の第3期保護管理計画終了時には、5.6頭/㎢にまで低下してきました。これは、第2期保護管理計画以降における捕獲手法として「くくりわな」を採用したことが大きな要因と考えられています。

 しかし、この間においても、ニホンジカによる樹幹の剝皮等の影響によって森林がダメージを受け、東大台の正木峠を中心とした場所ではミヤコザサ群落の拡大と森林面積の減少が見られています。また、大台ヶ原全域において、下層植生や稚幼樹が欠如するなど、森林植生の構造に健全性が認められていない状態が続いています。森林生態系の回復には、今後数年から数十年単位の時間を要することが予測されるため、引き続きニホンジカの生息密度を適正に管理し、森林生態系への被害を抑制させることが喫緊の課題となっています。

 このため、それまでのニホンジカ保護管理計画による成果をふまえ、平成29年3月に「大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)」(計画期間:平成29年度から平成33年度の5ヶ年間)を策定しました。本計画においては、国有林や周辺自治体等と連携を図り、環境省所管地外の周辺部でも個体数管理を実施し、ニホンジカを低密度状態に管理することとしています。さらに、天然更新によって後継樹が生育する状況を一つの目安として、森林生態系の保全・再生を図ることを目的として計画を策定しています。

資料

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)本文

参考資料

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)参考資料1/6

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)参考資料2/6

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)参考資料3/6

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)参考資料4/6

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)参考資料5/6

大台ヶ原ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第4期)参考資料6/6

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