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近畿地方環境事務所

令和4年度吉野熊野国立公園大台ヶ原 「大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパークを活かした地域教育を考えるエクスカーション」の開催について (お知らせ)

大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパーク協議会と環境省近畿地方環境事務所では、「自然と人間社会の共生」を目指す地域として国際的に認定された「大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパーク」が持つ教育資源を活かした地域教育について、核心地域の大台ヶ原にて地域の教職員と考えるエクスカーションを実施します。(注 ご取材をご希望の方は、下記「取材対応について」に従いお申し込み下さい。)

1.主旨

学習指導要領「生きる力」においてESD(持続可能な開発のための教育)は学校教育の要とも言える概念となっています。ユネスコエコパークは「自然と人間社会の共生」を目的としており、その核心地域である吉野熊野国立公園には吉野山、大峯山、大台ヶ原、大杉谷など貴重な自然環境が残され、自然を通して持続可能な社会について考え・行動を促す教育資源が多く含まれています。本事業では、教育関係者がこれらを改めて学び、ユネスコエコパークを活用した特色ある学校教育を推進するとともに、教育関係者同士の交流により該当エリアでの地域間の交流・連携を生み出したいと考えています。 
今年度は、全国有数の多雨地域で貴重な生態系が残され自然再生事業など様々な保全の取り組みがみられる「大台ヶ原」をフィールドに、大台ヶ原登録ガイドによる案内を通じて地元の教職員等が地域資源について理解を深め、今後の地域の特性を活かした教育について考えるエクスカーションを実施します。
 
注 「ユネスコエコパーク」とは
「ユネスコエコパーク」は、豊かな生態系や生物多様性を守りながら文化的・経済的・社会的に持続可能な発展を目指している地域として、国際連合教育科学文化機関「ユネスコ」が認定している「生物圏保存地域(Biosphere Reserve)」の日本での通称です。「世界自然遺産」が原生の自然環境保護を目的とするのに対し、「ユネスコエコパーク」の目的は、生態系の保全と持続可能な利活用の調和。すなわち自然と人間社会の共生を目指す取り組みなのです。2021 年9 月現在、世界では131か国、727地域がユネスコエコパークに登録。日本では10の地域が登録されています。
大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパークは、紀伊半島の中央部、三重県の大台町と奈良県の上北山村・川上村・五條市・下北山村・天川村・十津川村をまたぐ地域で構成されています。

2.開催日時

令和4年8月29日 月曜日 小雨決行(雨天の場合は、8月30日火曜日 に順延)
開催時間 10時30分~16時30分
注 当日の天候/コロナ感染者状況等の状況により変更の可能性あり

3.開催場所

吉野熊野国立公園 大台ヶ原(東大台)
 (奈良県吉野郡上北山村小橡660-1)

4.主催、共催

主催 大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパーク協議会
共催 環境省近畿地方環境事務所

5.参加対象

同エコパーク協議会加盟自治体の教職員等

6.その他詳細

別添チラシのとおり

7.取材対応について

メディア関係者等で取材を希望される方は、下記申込先まで事前にお申し込み下さい。
【申込先】
大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパーク協議会事務局 大台町企画課
TEL:0598-82-3782
Mail:odai-ki@odaitown.jp