気候変動影響事例調べワークショップ(和歌山地域)の開催について
気候変動影響事例調べワークショップ(和歌山地域)の開催について
1.開催趣旨
地球温暖化の要因となる温室効果ガスの排出抑制対策(『緩和策』といいます。)に、最大限の取組を行ったとしても、今後、ある程度の温暖化の影響は避けられないといわれています。そのため、気候変動の影響により既に現れている現象やこれから予想される影響に対応していくこと(『適応策』といいます。)も不可欠となっています。
環境省では、今年度より3カ年計画で、農林水産省、国土交通省との連携事業として全国6地域で「地域適応コンソーシアム事業」を開始しました。本事業は、各地域のニーズに沿った気候変動の影響に関する情報の収集・整理を行うとともに、有識者、国の地方支分部局、地方公共団体、研究機関、地域地球温暖化防止活動推進センターなど、地域の関係者との連携体制を構築し、具体的な適応策の検討や普及啓発事業を展開していくこととしています。
そこで、近畿地方環境事務所では、この事業の取組の一環として、地域のみなさんと一緒に、地域にどんな影響が起きているのか?また、起ころうとしているのか?を知り、気候変動に対して自分たちの地域で何が出来るかを考えるために「気候変動影響事例調べワークショップ」を開催します。
2.実施概要
気候変動の影響への適応策に関する基礎知識を学び、地域の参加者から出された影響事例から、地域における影響と地域で考えられる対策等について、学びを深めます。
【第1回ワークショップ】
・日時:平成29年12月16日(土)13時30分~16時30分
・会場:和歌山県民文化会館4階 中会議室
・プログラム
1)趣旨説明
2)講義1「和歌山地域の気候変動について」(仮)
大阪管区気象台 地球環境・海洋課 地球温暖化情報官 楠田雅紀 氏
3)講義2「地域における気候変動影響への適応について」(仮)
(株)地域計画建築研究所(アルパック)
役員 大阪事務所副所長 畑中直樹 氏
4)話題提供「地域での影響事例について」(仮)
紀ノ川農業協同組合 組合長理事 宇田篤弘 氏
和歌浦漁業協同組合 副組合長理事 横田邦雄 氏
5)「気候変動の地域への影響事例」調査票の記入について
【第2回ワークショップ】
・日時:平成30年2月10日(土)13時30分~16時30分
・会場:和歌山県民文化会館6階 特別会議室B
・プログラム
1)前回のふりかえり
2)影響事例調査の集計結果について
3)話題提供「気候変動に適応したウメ品種の育成」(仮)
和歌山県果樹試験場 うめ研究所 副主査研究員 北村祐人 氏
4)グループワーク
参加者で身近な気候変動の状況、生活などに与える影響等を話し合い、影響事例に対する適応策の
提案(わがまちでやるべきこと)を行います。
※ 詳細は、気候変動影響事例調べWSチラシ.pdfを参照願います。
3 会場案内
和歌山県民文化会館
〒640-8269 和歌山市小松原通り一丁目1番地 和歌山県庁正門前
TEL:073-436-1331
※南海電鉄「和歌山市駅」より徒歩約20分、バス約10分
(9・10番のりば)「県庁前」バス停下車(バス停徒歩約4分)
※JR「和歌山駅」より徒歩約35分、バス約10分(2番のりば)「県庁前」バス停下車(バス停徒歩約4分)
※お車でお越しの場合は、最寄りの駐車場をご利用下さい。なお、費用は各自でご負担願います。
4 主催
環境省、近畿地方環境事務所
5 協力
和歌山県、和歌山市、和歌山県地球温暖化防止活動推進センター
6 問い合わせ先
近畿地方環境事務所 環境対策課(担当:山口、樋地)
TEL:06-4792-0703 E-mail:REO-KINKI@env.go.jp
7 運営事務局
(株)地域計画建築研究所(アルパック)大阪事務所
担当:駒、植松、森野
〒541-0042 大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル10階
TEL:06-6205-3600 FAX:06-6205-3601
E-mail:tekiou@arpak.co.jp