【お知らせ】平成27年度第2回淀川水系アユモドキ生息域外保全検討委員会の開催について(結果概要)
2015年10月29日
【お知らせ】平成27年度第2回淀川水系アユモドキ生息域外保全検討委員会の開催について(結果概要)
平成27年度第2回淀川水系アユモドキ生息域外保全検討委員会を、平成27年9月8日に開催しましたので、その結果概要を報告します(添付資料参照)。
アユモドキ(国内希少野生動植物種、国指定天然記念物)は、生息域が淀川水系及び岡山県の吉井川、旭川水系のごく一部の河川に限られており、淀川水系では、京都府亀岡市保津町地域の保津川支流の一部が、現存する唯一の繁殖場所となっています。
近畿地方環境事務所では、現存する生息域の保全を最優先の課題として取り組んでいますが、保津川支流の個体群の存続が危ぶまれる事態や、野生絶滅した地域への再導入についても想定し、公益社団法人日本動物園水族館協会や岡山市教育委員会等の協力を得ながら、生息域外保全を実施しています。本委員会は、淀川水系に生息するアユモドキ個体群の生息域外保全に関して専門的立場から検討し、もってアユモドキの保全に資することを目的に、平成25年度から開催しているものです。
今回は、①各園館の稚魚の取扱について、②アユモドキの凍結保存精子の使用について、③来年度以降の繁殖個体(ファウンダー)の捕獲方法について、専門的見地から議論を行いました。
<添付資料>
資料 結果概要_150908アユモトキ生息域外保全検討委員会 [PDF 236KB]
参考資料 淀川水系アユモドキ生息域外保全検討委員会 設置要綱 [PDF 177KB]
◇問合せ先
近畿地方環境事務所 野生生物課
〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31OMMビル8F
TEL:06-4792-0706 担当:宮下