大台ヶ原ニホンジカ個体数調整業務報告書
大台ヶ原は、吉野熊野国立公園及び国指定大台山系鳥獣保護区に指定され、近畿地方では希少な亜高山帯性針葉樹林や冷温帯性広葉樹林がまとまって分布する地域です。しかしながら、ニホンジカなどの影響により森林生態系の衰退が起こっています。
本業務では、大台ヶ原の自然再生の推進に資するため、平成24年4月に近畿地方環境事務所が策定した「大台ヶ原ニホンジカ特定鳥獣保護管理計画-第3期-」(計画期間:平成24年度~平成28年度)に基づき、ニホンジカの個体数調整を行い、大台ヶ原のニホンジカを適正に保護管理する取組を行っています。