大台ヶ原自然再生事業各種報告書
吉野熊野国立公園大台ヶ原地区及びその周辺区域では、1960年代以降、様々な要因により森林生態系が衰退しています。そのため近畿地方環境事務所では、平成14年度に大台ヶ原自然再生検討会を設置し、平成26年度からは「大台ヶ原自然再生推進計画2014」に基づき、大台ヶ原の自然再生の取組を継続的に実施しています。
大台ヶ原自然再生に向けての取組としては、森林生態系保全の取組や植生調査等を行う「大台ヶ原自然再生事業植生モニタリング等業務」、植生の保全による森林の回復に呼応した動物相や生物多様性の回復と変化の状況を調査する「大台ヶ原自然再生事業動物モニタリング業務」、ニホンジカの適正管理等を行う「大台ヶ原ニホンジカ個体数調整業務」、持続可能で適正な大台ヶ原の利用を推進するための「大台ヶ原の利用対策に関する調査業務」等があります。