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大台ヶ原のいきものたちにどんな影響があるの?どんな効果があったの?

A.防鹿柵内ではいろいろな効果が見えてきていますが、柵外での植生回復は見られていません。また、生き物同士の相互関係についての調査が進みました。

渓流環境や湿地環境など、大台ヶ原を特徴づける多様な生態系を保全・再生する取組として多様性防鹿柵の設置を進めてきた結果、防鹿柵内では重要種を含む植物の確認種数の増加や、ニホンジカの影響により減少していた湿地性植物群落の回復などの効果が現れ始めています。 また、防鹿柵の設置による下層植生の回復は、モグラの仲間などの地表性小型哺乳類やハチなどの訪花昆虫の生息の回復に寄与していることがわかってきました。これらのことから、防鹿柵を設置した箇所では、多様な生態系の保全・再生への取組が順調に進んでいるといえます。しかし、防鹿柵外ではニホンジカの植生への影響が継続しており、植生回復は進んでいません。 既存資料等を基にした過去の生物相と現状との比較をガ類とハバチ類について実施した結果、ガ類の群集構成は植物の種多様性に影響を受けることが推測され、植生の変遷と関連していると考えられました。また、ハバチ類については、この20~30年間に大きな変化はないものと考えられました。

コドラートによる植生変化。
                        防鹿柵内のコドラートでは、平成27(2015)年から平成29(2017)年の2年間で下層植生の被度が増加したが、柵外では変化が見られなかった。
西大台の防鹿柵No.39の柵内外に設置したコドラートの植生の変化

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キーワード

渓流環境、湿地環境、防鹿柵、重要種、湿地性植物群落、下層植生、地表性小型哺乳類、訪花昆虫、ガ類、ハバチ類、群衆構成、生物相

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生物多様性の保全・再生(PDF・2925KB)

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