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シカはなぜ増えたの?どんな効果があったの?

A.生息密度を下げることはできました。また、シカの季節別、地域別の生息密度指標の把握が可能になりました。

ニホンジカ個体群の管理では、平成26(2014)年には糞粒法による生息密度が目標値の5頭/㎢に近づきましたが、近年は再び増加傾向を示す結果となっています。現状では防鹿柵外ではミヤコザサの稈高を除き、植生の回復は進んでいないことから、生息密度をさらに減少させ、低密度状態を維持していく必要があります。 成果としては、自動撮影カメラのデータを活用した生息密度の推定を行うREM法を用いることで、ニホンジカの季節別、地域別の生息密度を把握することが可能になりました。 また、ニホンジカの搬出困難地での捕獲に向けた搬出ルートを設定したことで、より効率的な捕獲を行うことができました。 植生の回復状況の評価手法については、ニホンジカの生息密度がミヤコザサの稈高の変化に影響を及ぼしていることが示されたため、今後もミヤコザサの稈高の調査と糞粒調査を同時に実施していきます。今後ニホンジカの生息密度が目標値以下となったときに、ライントランセクト調査に加え、大台ヶ原全域で簡易に植生の回復状況を評価できる手法を合わせて検討していく必要があります。

ミヤコザサ稈高とニホンジカの生息密度の推移の図
ミヤコザサ稈高とニホンジカ生息密度の推移

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キーワード

生息密度、生息密度指標、糞粒法、稈高、REM法、ライントランセクト調査

もっと知りたい!

ニホンジカ個体群の保護管理(生息密度の低下)(PDF・5644KB)

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