シカはなぜ増えたの?いま、どんな取組をしているの?
A.「個体群管理」、「被害防除」、「生息環境整備」の三つの視点に基づいた取組をしています。
個体群管理の実施
健全な森林生態系が保全・再生されるためには、ニホンジカの生息密度がどの程度良いかを検討し、「大台ヶ原ニホンジカ特定鳥獣保護管理計画」に基づいて個体数調整を実施しています。また、ニホンジカの広域的な保護管理については、関係機関と連携を図っています。
ニホンジカによる森林生態系被害の防止
- シカによる植生への被害を抑えること、東大台の森林がミヤコザサ草地に変わりつつある場所での樹木の減少を抑えることを目的に防鹿柵を設置・管理しています。
- 防鹿柵の外で、特に被害を受けやすい樹種に対して、樹皮剥ぎを防止するためのネットを設置しています。
生息環境の整備
ニホンジカによる食圧から後継樹を保護し、森林へ誘導していくために、防鹿柵を設置し、自生稚樹を保護するとともにササ刈りなどを適宜実施しながら稚樹の成長促進を図っています。 また、自然再生推進計画の対象地域の外部からのニホンジカの移入も考えられるため、広域的な生息環境整備について関係機関と情報交換等の連携を図りつつ、効果的な方策について検討しています。
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キーワード
個体群管理、被害防除、生息環境整備、生息密度、大台ヶ原特定鳥獣保護管理計画、個体数調整、防鹿柵、樹皮剥防止ネット、自生稚樹
