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近畿地方環境事務所

大台ヶ原の魅力を伝える登録ガイドを募集します。

2017年07月13日

大台ヶ原の魅力を伝える登録ガイドを募集します。

「大台ヶ原の利用に関する協議会」(会長 近畿地方環境事務所長)では、三重県、和歌山県、奈良県にまたがる吉野熊野国立公園の大台ヶ原(奈良県上北山村)において、登録ガイド制度をスタートし、大台ヶ原の魅力を伝えて頂く登録ガイドを募集します。この制度は、自然ガイドとして一定の要件を満たした方を「登録ガイド」として登録し、希望者にそのガイドと一緒に歩いて頂くことで、より安全・安心に、より深く自然を楽しんで頂けるようにすることを目的としています。

※「大台ヶ原の利用に関する協議会」(以下、「協議会」という。)とは、大台ヶ原の良好な自然環境を保全しつつ国立公園として持続可能な利用及び西大台利用調整地区の適切な管理運営を実施していくため、関係者の合意形成を行うとともに連携・協働を図ることを目的として、平成25年に設立された組織です。現在、国、地方自治体、関係団体など34機関により構成されています。

登録を希望するガイドの方へ

ガイドの登録手順

①登録を希望される方は、申請書類を作成、準備し、協議会に提出して頂きます。

②協議会は、申請書類を確認し、登録要件を満たしているか確認します。

③登録を希望された方の中から登録要件を満たした方に、登録講習会を受講して頂きます。

④講習会修了後に登録料(3年間の登録期間で8,000円)を納付して頂き、協議会が大台ヶ原登録ガイドとして 

 登録し、登録ガイドの方々のプロフィールを「大台ヶ原登録ガイド」HPで公開します(9月予定)。

⑤登録ガイドとしては10月(予定)から活動できます。

登録ガイド募集期間(平成29年度に活動される登録ガイド募集期間)

平成29年8月10日(木)まで(申請書必着)

※年度末以降、毎年登録ガイドを募集し、登録をしていきます。

申請について

(1)申請書類入手先

 ①大台ヶ原登録ガイドHPから直接ダウンロード http://vill.kamikitayama.nara.jp/guide/

 ②上北山村観光協会で配布 ※申請書類の郵送等は行っておりません。

(2)提出書類の内容

 ①登録ガイド申請書、②登録ガイド心得・共通ルール同意書、③自然ガイド等に関する資格認定証等の写し・過去3年以内のガイド実績、④過去3年以内の日赤の救急法基礎講習等の受講終了等を証明するものの写し、⑤賠償責任保険証券類の写し など 詳しくは大台ヶ原登録ガイドHPをご覧ください。

(3)申請書提出先

 上北山村観光協会へ直接提出もしくは送付

 〒639-3701 奈良県吉野郡上北山村大字河合330番地 電話:07468-2-0001

登録講習会について

 実施日時:平成29年8月27日(日)9:00~16:00(予定)

 実施場所:奈良県吉野郡上北山村河合(上北山村役場周辺施設を予定)

その他

(1)詳しくは大台ヶ原登録ガイドのHPをご覧ください。http://vill.kamikitayama.nara.jp/guide/

(2)問合せ先

 ①申請に関するお問い合わせ

 上北山村観光協会

 〒639-3701 奈良県吉野郡上北山村大字河合330番地 電話:07468-2-0001

 ②ガイド制度その他のお問い合わせ

  近畿地方環境事務所  電話:06-4792-0704

  吉野自然保護官事務所 電話:0746-34-2202

ガイドの利用を希望される方へ

 大台ヶ原登録ガイドは、平成29年10月1日(日)から運用を開始します。

 ガイドを利用される場合は、大台ヶ原登録ガイドのHPの「登録ガイド一覧」で紹介するガイドに直接連絡してください。

 現在ガイドの登録を行っており、9月上旬に「登録ガイド一覧」を公開いたしますので、もうしばらくお待ちください。

大台ヶ原登録ガイドのHP http://vill.kamikitayama.nara.jp/guide/

 

吉野熊野国立公園

 紀伊半島の三重、奈良、和歌山の三県にまたがる国立公園です。当公園は、山岳、河川、海岸域からなる変化に富んだ公園で、近畿の屋根とも称される大峰山脈とその東側に位置する大台ヶ原、大杉谷、また、これらの山岳を源とし、激しく浸食しながら熊野灘に注ぐ熊野川、北山川の中・下流域、三重県の尾鷲から和歌山県の潮岬、千里の浜にかけての海岸域、及び吉野山や熊野三山等から構成されています。まさに、紀伊半島の山・川・海のつながりと、その自然の中で育まれた信仰や文化を楽しめる国立公園と言えます。

大台ヶ原

 吉野熊野国立公園の核心部に位置し、年間雨量が3,500mmを超える本州でも有数の多雨地域です。標高1,695mの日出ヶ岳を最高峰とする台地上の地形には、トウヒやウラジロモミ、ブナなどの自然林がまとまって残っており、ニホンジカなどの大型哺乳類をはじめ、多くの鳥類、両生類、昆虫類などが生息しています。大台ヶ原には、歩道が整備されており、断崖絶壁の景観やパノラマ景観、原生的な森林などを楽しむことができます。大台ヶ原の詳細は、以下のURLをご覧ください。

http://kinki..env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm