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【開催予定】「平成21年版環境・循環型社会・生物多様性白書を読む会」(近畿地区)を開催します
2009.06.08 近畿地方環境事務所
環境省近畿地方環境事務所では、「環境・循環型社会・生物多様性白書」の内容について、広く国民の皆様に知っていただくため、そのテーマやねらい等を環境省本省の白書執筆担当者が解説し、参加者と質疑応答する「環境・循環型社会・生物多様性白書を読む会」を、開催します。
今回の白書は、環境問題、循環型社会形成、生物多様性の保全の取組の全体像を一体的に理解していただけるよう、従来の「環境・循環型社会白書」に加え、生物多様性を含めた形で公表することとしました。今回の白書は、世界が不況に直面し、環境対策を活かした経済対策を進めようとしている中で、今こそ、環境と経済が持続的に発展する社会をつくるべきであり、世界の価値観や取組をそのような方向へリードしていくチャンスであることを述べています。
環境・循環型社会・生物多様性白書を読む会の開催
開催日時
7月7日(火) 14:00~16:00(13:30 開場)
開催場所
ドーンセンター(大阪府立女性総合センター) 5階特別会議室
(大阪市中央区大手前1-3-49)
地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅①番出入り口から東へ350m
JR東西線大阪城北詰駅(2)番出入り口から西へ550m
*ページ下部の地図を参照下さい。
内容
「平成21年版環境・循環型社会・生物多様性白書」の総説の内容を中心に、環境省本省の書執筆担当者が解説し、参加者と質疑応答を行います。
申込み等
入場無料・事前申込みが必要です。
定員90名(会場の都合により、先着順で受け付け、定員に達し次第締め切らせて頂きますので、ご了承下さい。なお、申込受付後、こちらから特段の連絡は致しませんので、当日、直接会場にお越し下さい。)
ご参考
「平成21年度版環境・循環型社会白書・生物多様性白書」の概要
- 第1部「総合的な施策等に関する報告」では、地球環境の健全な一部となる経済への転換の必要性や、わが国が、環境と経済が持続的に発展する社会を作り、世界をリードできる国であることを論じています。具体的には、人口増加やCO2濃度の上昇、生態系の劣化、資源や水の不足といった問題を抱え、人類は持続可能な社会を築けるかどうかの岐路にあるとの現状認識に立った上で、有限な地球上で営まれている経済社会を、物質やエネルギーの循環、健全な生態系といった地球のシステムに収まるように変えていくべきであると主張しています。そのためには、多くの主体の連携や様々な創意工夫により、相乗効果が上がる取組を進め、環境の価値を的確に経済に反映させることで、環境と経済の基本的なあり方として、両者が互いに助け合う形を目指すことが重要であると述べています。
- 第2部第3章「循環型社会の形成」では、「循環型社会の構築を通じた経済発展の実現に向けて」と題して、循環型社会の構築が温室効果ガスの削減や自然環境の保全に寄与している例をデータ等により明らかにしつつ、地域に根ざした循環型の産業の発展の可能性や動脈産業と静脈産業をつなぐ取組等、資源の効率的利用による新たな経済発展のあり方について述べています。
- 第2部第5章「生物多様性の保全及び持続可能な利用」では、初めての生物多様性白書であり、また、来年10月に愛知県名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されることから、「私たちのいのちと暮らしを支える生物多様性」と題して、生物多様性の重要性を解説するとともに、生物多様性条約の発効から現在までの締約国会議やG8等での国際的な動向、地方公共団体、事業者、市民等の生物多様性に対する取組、COP10で予定される主な議題と日本の取組の方向性等を記述しています。
お申込み・お問い合わせ先
お申込みは、郵便、FAX、電子メールで、[1]氏名、[2]住所、[3]所属(企業名、団体名(NPO/NGOを含む)、行政機関名等)、[4]電話、[5]FAX番号、[6]メールアドレスをお知らせ下さい。
- 環境省 近畿地方環境事務所 (担当:環境対策課 土橋、北村)
- 住所:
- 〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル8階
- 電話:
- 06-4792-0703
- FAX:
- 06-4790-2800
- E-Mail:
- REO-KINKI@env.go.jp
ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)

電話 06-6910-8500(代表)