ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年2月

3件の記事があります。

2021年02月22日竹野小学校ふるさと教育講師派遣

山陰海岸国立公園 竹野 久畑久美子

皆さまこんにちは、竹野自然保護官事務所の久畑です。

竹野は先日まで春のような暖かさでしたが一変、大雪警報が発令され、積雪となりました。

今回は竹野小学校6年生のふるさと教育で講師派遣の依頼をいただき、自然環境保護についてお話をさせていただきました。

竹野小学校では今までにふるさと教育として山陰海岸ジオパークについて勉強してきました。今回の授業では6年間のまとめとして竹野の自然環境保護について知り、自分たちがすべきこと・できることは何かを探るという目標があります。

玄関のお迎え看板に気合いが入ります   国立公園計画図を使って説明する

(玄関のお迎え看板に気合いが入ります)      (国立公園計画図を使って)

まずは国立公園について説明をし、山陰海岸は国立公園でもあることを説明しました。ジオパークは知っているけれど、国立公園は知らないという児童も半数近くいたので、もっと認知度を向上するための活動が必要かと感じました。

国立公園を身近に感じてもらうために、山陰海岸国立公園全域の公園計画図を使って自分の住んでいるところ、知っているところ、竹野の中でどういうところが特に厳重に保護されているかを見てもらいました。

次はスライドを使って竹野事務所の仕事内容や役割、また国立公園とジオパークとの関係、沿岸部であるためよく目にする海洋ゴミ問題についてクイズを交えながら説明しました。

2限目は竹野の自然を保護するグループと利用推進するグループに分かれてディベート(討論会)を行いました。

1人1つずつアイデアを発表し、それに対する反対意見を出し合いました。

なかなかどちらか一方の立場に立って主張するのは大変なようでしたが予想以上に意見も出て討論も盛り上がり、時間が足りないと思うくらいでした。

白熱する討論会の様子   たくさんの意見が書かれたホワイトボード

    (白熱する討論会)         (どちらもたくさんの意見が出ました)

正解のあることではありませんので議論は尽きませんでしたが、最終的には保護と利用のバランスが重要であることを学んでもらえたのではないかと思います。

授業が終わった後でも討論している児童もいて、真剣に自然のこと、環境のことを考えていることを嬉しく思い、感心しました。

今回の授業の目標であった自分たちがすべきこと・できることは何かが見つかるといいですね。

初めての試みでなかなか思うようにいかなかった部分もありましたが、今回の授業で国立公園のことを少し深く知ってもらえたかと思います。

まだ国立公園を知らない子たちにも知ってもらえるように活動を広げていきたいと思います。

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2021年02月16日日本三大○○!?灘黒岩水仙郷について

瀬戸内海国立公園 神戸 中村高也

 皆さんこんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。

 タイトルのような日本三大○○といわれると、ついつい行ってしまいたくなりますよね。私の担当しております瀬戸内海国立公園(兵庫県)において、もっとも有名な日本三大○○は、六甲山(摩耶山)の1000万ドルの夜景だと思いますが、実はもう一つ、淡路島にもあるのをご存知でしたか?それは、南あわじ市にございます『灘黒岩水仙郷』で、福井県の『越前海岸』、千葉県の『南房総・鋸南町』と並んで、日本三大水仙群生地と言われています。

斜面に広がる一面のニホンスイセン【斜面に広がる一面のニホンスイセン】

 瀬戸内海国立公園の灘黒岩水仙郷は、今から約180年前に淡路島の海岸に漂着したスイセンの球根を山に植えたものから始まったとされています。今では、スイセンの開花時期になると諭鶴羽山(608m:淡路島最高峰)から海岸斜面の一帯に約500万本のスイセンが咲き誇る人気の観光スポットとなっています。

水仙郷の先には国生み神話の舞台「沼島」が見えます【水仙郷の先には国生み神話の舞台「沼島」が見えます】

斜面のスイセンと海のコントラストが映えますね【斜面のスイセンと海のコントラストが映えますね】

 灘黒岩水仙郷の前を通る県道76号線(南淡路水仙ライン)は景色の良い海岸線を走る道路ですので、ドライブにもおすすめです。

南淡路水仙ライン【南淡路水仙ライン】

 冬季であれば、海岸道路沿いの岩礁に、越冬のために飛来しているウミウを観察することが出来るかもしれません。ウミウの集団渡来地は日本全国でも少なく、海の向こうの沼島にある「沼島のウミウ渡来地」は兵庫県の指定重要文化財に指定されております。

集団越冬するウミウたち【集団越冬するウミウたち】

 灘黒岩水仙郷は例年、12月下旬から2月下旬まで開園となっておりますが、詳細やアクセスについては南あわじ市のHPをご確認ください。

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2021年02月08日自然と歴史を巡る 淡路島の『生石公園』

瀬戸内海国立公園 神戸 中村高也

 皆さんこんにちは。神戸自然保護官事務所の中村です。

 先日、瀬戸内海国立公園(淡路地域)を代表する景勝地の一つである、生石(おいし)公園に行ってまいりましたのでご紹介させていただきます。

紀淡海峡を望む生石岬展望台

【紀淡海峡を望む生石岬展望台】

 生石公園の場所は淡路島の洲本ICから車で30分ほど南下した位置。街中から少し離れておりますが、道路がしっかりと整備されており、比較的容易にアクセスができます。駐車場から近い展望台は、紀淡海峡や成ヶ島が見渡せるということで、島内人気の眺望スポットです。

成ヶ島の全景 淡路橋立も見ることが出来ます【成ヶ島の全景 淡路橋立も見ることが出来ます】

 また、生石公園のあるこの場所は、かつて旧日本軍が京阪神地方防衛のために明治期にかけて築いた「由良要塞」でもあります。自然あふれる静かな公園の中に、今でもその当時の面影を園内に残る砲台跡や砲身などから知ることができます。

要塞時代を偲ばせる砲台跡  整備工事の際に出土した砲身

    【要塞時代を偲ばせる砲台跡】        【整備工事の際に出土した砲身】

 環境省では自然景観・歴史・文化的に優れた資質を持つ瀬戸内海国立公園生石地区を多くの皆さまに利用してもらうため、直轄事業として生石公園(園地)の整備を行っており、今回、神戸自然保護官事務所では施設の定期点検に行ってきました。

看板清掃の様子  園内のゴミも拾いました

      【看板清掃の様子】             【園内のゴミも拾いました】

 拾ったゴミの内容は、空き缶やペットボトル、タバコの吸い殻等、利用者さんが捨てていったと思われるゴミが大半を占めていました。園内にはゴミ箱がありません。皆さまが気持ちよく公園を利用できるよう、ゴミの持ち帰りにご協力ください。

 春先には園内の梅の花が見ごろを迎え、より一層魅力的な生石公園をご覧いただけると思います。園内の第2駐車場からはバリアフリー園路も整備されておりますので、車いすの方でも安全に散策を楽しむことが出来ます。

 散策される際には、洲本市役所HPで公開しております、生石公園ガイドマップを印刷してお持ちいただくと大変便利です。

生石公園ガイドマップ1  生石公園ガイドマップ2

瀬戸内海国立公園生石公園ガイドマップ

https://www.city.sumoto.lg.jp/uploaded/attachment/7423.pdf

※新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、園内利用の際は密集・密接をさけ、咳エチケット(マスクの着用等)にご協力の程、よろしくお願いします。

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