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近畿地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

ちびっ子砂丘レンジャーへの道2017 第1回を開催しました!

2017年10月31日
山陰海岸国立公園 井原早紀

 皆さん、こんにちは。秋が深まり、紅葉した木々が少しずつ増えてきましたね。 山陰海岸国立公園もだんだんと秋の姿に変わりつつあります。
 さて、先日告知した鳥取砂丘のイベント「ちびっ子砂丘レンジャーへの道2017」の第1回が、9月10日に開催されましたので、ご報告します!

 今年は、昨年の約3倍の20名のちびっ子たちが、ちびっ子砂丘レンジャーを目指して色々な体験に挑戦します!第1回のプログラムは、砂丘の地形地質の学習、多鯰ヶ池(たねがいけ)散策、多鯰ヶ池でのカヌー体験の3本立てです。
 まず、砂丘の地形地質の学習では、鳥取砂丘の基本!砂を盛ってみたり、風紋を観察したりして、砂の動き方の法則や、砂丘のでき方に関するしくみを学びました。

斜面が32度に安定することを実験中 多鯰ヶ池の砂の観察
【堆積した乾いた砂が崩れず安定する斜面の角度(安息角)の実験中。「どこでも約32度になるんだ!」】 【砂丘と砂漠の違いの実験中。「砂丘は砂を掘ると下の方は湿っているよ!」】

 次に、砂丘の砂によって谷がふさがれて生まれた多鯰ケ池を散策。今は木が生えていて分かりづらいですが、昔の多鯰ヶ池の写真を見ると一目瞭然。池と砂丘がつながっていたのかとみんなびっくりしていました。 そして、あらためて周りを見渡すと、自分たちの座っている池の淵も、砂丘の砂と同じだということに気付いてくれました。

多鯰ヶ池の説明 

 続いて、多鯰ヶ池の周りにある植物「タブノキ」で大実験!水の中に細かくちぎった葉っぱを入れると、粘り気が出てきます。昔の武士などが整髪料として使っていたという話を聞くなり、さっそく頭に塗るちびっ子が続出しました!

タブノキの葉をちぎって粘り気を出している 砂丘は掘ると冷たいことを体感中

 

 そして最後はお待ちかねのカヌー体験!初めてのカヌーということで、最初はターンの操作に苦労していましたが、池の中にある小島に上陸したり、魚を見つけたりと、とても楽しかったようで、みんなビショビショになるまで多鯰ヶ池の水上散策を満喫していました!「スイレンの茎がストローみたいに空洞になっていて面白かった」「多鯰ヶ池のでき方にびっくり。砂にそんなことができるなんてすごいと思った」と、たくさんの発見があったようです。

カヌー体験

 ちびっ子砂丘レンジャーへの道のりは、まだまだ続きますので2回目以降もお楽しみに!