ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

近畿地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年10月

2件の記事があります。

2016年10月20日ちびっ子砂丘レンジャーへの道・第2回開催しました!

山陰海岸国立公園 井原早紀

みなさん、こんにちは! 浦富自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの井原です。

山の木々が少しずつ紅葉し始め、秋が深まってきましたね。

台風や雨が続いた影響か、山陰海岸国立公園内でもあちらこちらでキノコが顔を出しています。なんと砂丘の中にも!!

砂丘キノコでキノコご飯が作れたらいいのにな、と思う今日この頃です。

【砂丘のキノコ】

そんなキノコに紛れて、秋の砂丘にひょこひょこっとちびっ子たちがやって来ました。「ちびっ子砂丘レンジャーへの道」第2回目開催です!


第1回のときと比べて、夏休みの間にみんなこんがり日焼けしていました。新しい仲間も2人加わって、前にも増してみんな楽しそうな様子。本日も絶好調です!

(第1回の詳細については8月8日のAR日記をご覧ください!)


今回、ちびっ子砂丘レンジャーたちは、砂丘の歴史について学習し、砂丘ならではのアクティビティにチャレンジしました。

午前中は砂丘の東側エリアを歩きながら、タイムトラベル!砂丘周辺の地形変化と、人と砂丘が関わってきた歴史について学びました。

【弥長神社】

まず訪れたのが、弥長神社。100段以上もある長い階段を上っていくと、小さな神社があります。

【大きなキノコがたくさん!】   

ここでは弥長神社の神様である神功皇后の伝説について学びました。伝説によると、皇后さまが今の鳥取砂丘がある辺りにやって来たときは、この辺りに砂丘は無く、一帯はすべて海だったとか!

弥長神社の建っている山は島だったそうです。神社をお参りして、境内の周りでドングリ拾いをしました。


続いて、ちびっ子砂丘レンジャーたちを待ち構えていたのは...

【一ツ山離水海食洞】

すごいスケールの海食洞!地球が暖かかったおよそ6000年前の縄文時代、この辺りが海だった頃に、波によって削られてできたもので、自然の波の力に驚きます!!


その次に訪れたのは、岩戸地蔵。岩戸地蔵は、海面が高かった時代に、岩に波が当たって穴が空き、その穴の中に後の人々が地蔵を置いてお供えをしてきたものです。江戸時代に描かれた岩戸地蔵の絵と見比べながら、岩戸地蔵が古くから大切にされてきたことを学びました。

【岩戸地蔵】

時代によって何度も海面の高さが変わり、今の鳥取砂丘や周辺の地形ができていることと、それとともに人も生活の場所を移してきたということが分かりました。


タイムトラベルの後は、砂丘温泉ふれあいランドにて、水質の実験!

砂丘の下から湧き出す温泉は、どんな性質なのか?

普通の水や、コーラ、酢、砂丘のオアシスの水等をリトマス紙に浸して、色の変化を比べながら実験しました。

初めてリトマス紙を使った子が多く、「予想していた結果と全然違った!」「コーラはなぜ甘いのに酸性なの?」「家に帰って、他の液体でも実験したい!」など、大盛り上がりでした。


午後は、砂丘でいよいよサンドボード体験!

サンドボードとは、簡単に言うと、スノーボードの砂バージョン。

こんな急斜面を滑り降ります!皆ドキドキ!!

最初はそりで遊んで、慣れてきた子からサンドボードに挑戦しました。

最初は怖がって全くやりたがらなかった子も、みんなに応援されながら勇気を出して滑って、一度転んでしまえば、2回目からはどんどん楽しそうに滑っていきました。みんな目覚ましい成長ぶりでした!


いっぱい滑って砂まみれになった後は、気づいたことや体験したことを学習シートにまとめました。

「海食洞の中は涼しかった」

「岩の中にお地蔵さまがいてびっくりした」

「サンドボードは出来るか分からなかったけど、やってみたら出来た!」など、今回も色んな発見をして、新たに自信もつけてくれたようです!


ちびっ子砂丘レンジャーたちは、持ち前の好奇心で砂丘のことをたくさん学んで、どんどん成長していきます。

さて、次回は鳥取大学の研究施設 乾燥地研究センターでの農業体験やパラグライダー体験が待っています。

子どもたちのちびっ子砂丘レンジャーへの道、第3回目も乞うご期待です!!

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2016年10月19日『秋の野鳥観察会』イベント開催の報告

吉野熊野国立公園 熊野 岩田佐知代

 こんにちは。

 熊野自然保護官事務所 アクティブ・レンンジャーの岩田です。

 102日(日)に「吉野熊野国立公園指定80周年&拡張記念」として御浜町・日本野鳥の会 三重県支部・近畿地方環境事務所の共催で実施した「秋の野鳥観察会」の報告をさせていただきます。

 年中ミカンの採れる町 三重県 御浜町の道の駅「パーク七里御浜」で開会式を行い、町内の市木川河口に移動し河口沿いで実施した野鳥観察会は、曇りで暑くもなく、風が吹きちょうど心地よい秋の観察会となりました。

 市木川河口は、渡り鳥が羽を休めるポイントです。参加者は遠路、千葉県や奈良県からも参加してくださり、ほとんどの方が日本野鳥の会に所属されている強者揃いで、肉眼で遙か遠くに見えるシルエットや鳴き声で鳥名を判別することができ、さすが・・すごいなぁ~と感動いたしました。

 今回は、普段なかなか観ることのできないチゴハヤブサを2羽も観ることができ、また今回お目当てのノビタキも観られて、参加者は「遠くから来てチゴハヤブサが観られてよかった!」「また来たい!」と喜んで話されていました。

 この日は、合計27種類の鳥類(チゴハヤブサ、メジロ、イソヒヨドリ、カルガモ、ミサゴ、ホオジロ、キジバト、ツバメ、モズ、イソシギ、ヒヨドリ、シマアジ、ハクセキレイ、アオサギ、カワウ、トビ、ダイサギ、キセキレイ、タシギ、ノビタキ、カワラヒワ、キジ、スズメ、ドバト、ハシボソガラス、ハシブトカラス、セグロセキレイ)を観察することができました。

 野鳥図鑑を見たり、望遠鏡やカメラを片手に観察しながら撮影したりと、楽しいひと時を過ごし、最後はみんなで記念撮影をして無事に終了することができました。

 ご参加いただきました皆さんありがとうございました。

開会式の様子 チゴハヤブサを観察する参加者

遠くの野鳥を観察中 観察会で観られた鳥の種確認

みんなで記念撮影

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